
いくら休憩しても、手当てしてもアンナは回復の兆しがない。。。そんな時、イータイが、「僕、一人で弾いていようか?」
「お願い!私もすぐその後一人で吹くよ!」
そしてお互いにソロを演奏した後、前にやったことのあるフルートとチェロのデュオ曲を探し出して、急遽演奏会はデュオに変更!
ところが、用意してたわけじゃないから、譜めくりが必要に。困っていたら、なんと聴いていただいていた久保田市 長が、
「私がやりましょう!」と舞台へ!!このことで、どんなにか舞台と演奏会に華を添えていただいた事か!!
上の写真はその記念すべき、久保田市長との共演の証です。
その後の演奏会は、アンナさんは復活する事がありませんでした。毎回、出かける5分、10分前に「やっぱり駄目」と。。。
後はすべてイータイと私のソロとデュオで盛り上げなければなりませんでした。ここで、代わりのチェロしかないのに、やる気と理解を見せて一緒に音楽に集中して燃えてくれたイータイを、「この 人は魂から本当の音楽家だ。。!」と見直すことになりました。上の写真は宇部興産中央病院での公演です。四重奏からデュオに変わってしまったのですが、ここでの演奏は、2人とも、四重奏に引けをとらせないものが出来たつもりです。
全日空ホテルでの公演には漫画家の親友、うえだのぶさんも駆けつけてくださいました。(初日にも来て頂きましたが、ほとんどお話できなかった。。) 下の右は、ANAホテルの支配人、駆けつけてくれたアンナアユミさんも一緒に。イータイも私も精根尽きた顔をしていますが、 それを温かく見守る木下市議と支配人の方に支えられて。 その下は、光永ホールでの実行委員会の方々への感謝演奏会と、パーティの様子です。ツアー中、深い理解とアドバイスで支えていただいた光永社長ご夫婦とツーショット! |
お世話になりまくった実行委員会の方々と、先生方と、温かい交流の持てた、素敵な締めくくりパーティになりました!
木下市議の挨拶で、市役所での公演が終わって、あとは福岡に出発です。この時は心からホッとしました。
そして、イータイとの間には 新たな音楽家同士としての信頼が生まれ、2011年 に公式CD録音をする流れとなりました。