Ube2010-1

2010年のフルートカルテットベルリンの山口公演は、私の人生にとっても重要な 、忘れられない、転機となる公演になりました。
木下市議、光永社長の尽力を始め、実行委員会の皆様の力で、数々のハプニングを乗り越えて成功に導いていただいた事、本当に感謝に耐えません!

全力尽くして演奏会を成功させていただいた、実行委員会の方々と共に記念撮影。渡辺翁記念会館にて。

今年はピアノの小倉幸子さんにも共演していただき、フルートとピアノのデュオ、三重奏、そして四重奏と、バラエティに富んだプログラムで幕開けしました。
上は様々な合わせの様子です。

ハプニングは、すでに来日前から続きました。まずは、ドイチ・オーパー副コンマスのダニエラユングさんの急なキャンセル!オーケストラに嫉妬されての不幸でした。
そして、特記すべきは、イータイのチェロが、壊れて成田に着いた事!!私は一日早く来日して、ピアノの小倉さんと合わせをしていましたが、そこにその知らせが!
しかし、イータイは落ち着いており、「すぐに代わりのチェロを用意してくれ!」と前向きに演奏する姿勢を崩しませんでした 。真に一流でないと出来ない事です。

代わりのチェロを用意する事、 思いがけない車のパンク、などで、合わせの時間も予定外にスリリングに!
しかし、イータイは代わりのチェ ロとは思えない熱演をしてくれ 、少し困難を示したメンバーをも引っ張ってくれました。

下は渡辺翁記念会館、演奏会後のサイン会にて。2010年のメンバーはヴァイオリン アンナアユミ  パウル、ヴィオラ アンナ ブシュエフ、チェロ イータイ ケン、ピアノ小倉幸子、そしてフルートが私、 古賀敦子でした。

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