Bremen

2009年はコンサートに恵まれた感謝の年でした。その中でも、久しぶりに貴重な体験をしたのが、11月にあったブレーメンでの、ザーネ(ピアニスト)とのリサイタルです。

演奏で、良い集中が出来た、とか、乗れた、と言う事はありますが、本当に数年に一度ぐらい、「何者かが降りてきて、私の体をアンテナにして音楽を伝える。」と言うような事があり、このブレーメンではまさに「私以外の物に演奏させられた」状態に途中からなってました。

今までは、天啓に満ちた状態、と言っても、静かにそれを傍観してるかのような感覚だったのですが、今回は凄い強い光に照らされたような、あふれ出る喜びに突き動かされる、と言うような新しい状態でした。

わけのわからない文になったかな。。。とにかく、それでお客さんも総立ちで歓喜してくださり、その場で、お客さんを前に2010年の再演を申し込まれる、という初めての状況にもなりました。が、その場をそこまで盛り上がらせ たのは私ではなく、たまたま降りてきてくれた音楽の神様、と言う思いのほうが強く、一体、2010年も同じ感動的演奏が出来るのか、良いプレッシャーになっています。まあ、これを励みに今年はもっと上を目指すつもりで努力しよう!と思ってます。

「嵐のような拍手で、再演決定」と新聞に載ったのを、親切なご夫婦がわざ わざ送ってくださいました。新聞の写真 は演奏会後にこのポーズと頼まれたもの。

美しいブレーメンの街並み。街角には「ブレーメンの音楽隊」もちゃんと居ました。
これがシンボルになってるって事は、何か似た実話があったのかも?!

こちらは同じ2009年4月、ザーネとの久しぶりのデッサウでのデュオ・リサイタルです。実は地元の違うピアニストとの予定だったところ、急にその方が駄目になり、ザーネとのブレーメンの演奏会も決まった事もあり、無理を承知でお願いして、臨月のザーネとの久しぶりの共演でした。
この時も乗りはかなり良かったのですが、この再会の喜びがブレーメンでの「音楽の天使」を呼んでくれたのかな。

デッサウでもブレーメンでも満席のお客さんに恵まれ、喜びいっぱいでした。
2010年はその2つの都市に加え、ベルリンからも呼ばれています。

デッサウの教会での内部の様子。これはコンサート直前です。右はザーネとのゲネプロの様子です。

デッサウの街並み。
こちらは来日した時の記念撮影。これが2005年で 、今回2009年は4年ぶりの共演でした。

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